【呉服町の歯科】歯の定期検診とはどんなことをするの?なぜ必要?

こんにちは。
博多区の歯医者【うしお歯科クリニック】です。
 
皆さんは、歯の定期検診を受けていますか?
 
「8020運動」が開始されてから35年が経ち、歯磨きの徹底や定期的な歯科検診の推奨が功を奏し、その成果が徐々に現れてきています。
 
「8020運動」は、よく噛んで何でも食べられるといった幸福度の高い生活を実現するため、80歳で20本以上の歯を保つことを目標に1989年に始まった取り組みです。
開始当初は達成率が10%未満でしたが、現在では50%以上に向上しており、80歳の半数以上の方が20本以上の歯を維持できています。


(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「8020運動とは」) >

 
では、なぜ定期検診が必要で、どのような検査が行われるのでしょうか?
 
 

定期検診は、なぜ必要?

むし歯や歯周病は、初期段階では自覚症状がほとんどないため、発見が難しいという特徴があります。
 
むし歯は歯が溶ける病気であり、歯周病は歯茎や歯を支える骨などの歯周組織が溶ける病気です。
どちらも、歯垢や歯石に繁殖する細菌が原因で引き起こされます。
 
これらの病気は、進行するまで痛みや歯のぐらつきといった症状が出にくいため、早期発見と早期治療が非常に重要です。
 
定期的な検診を受けることで、症状が現れる前や進行する前に病気を発見し、適切な治療を行うことが可能です。
つまり、定期的に歯科に通う習慣を持つことで、歯や歯周組織の損傷が広がる前に食い止めることができるのです。
 
 

歯科検診の内容は?どんなことをするの?

 

むし歯や過去に治療した歯のチェック

ごく初期のむし歯のうちに発見できると、削らずに経過観察ですむこともあります。
過去に治療した歯も、経年によって再びむし歯になる可能性があるため定期的なチェックを受けることが重要です。
 

歯石除去・歯のクリーニング

歯垢や歯石は、むし歯や歯周病の原因菌が繁殖する棲み処(すみか)になるため、しっかりと除去する必要があります。
歯垢はまだやわらかい状態なのでブラッシングで除去できますが、硬化して歯石になってしまったら歯科クリニックで専門的な器具を使わなければ取り除けません。
 

磨き残しのチェックとアドバイス

普段のブラッシングでは見落としがちな部分を確認し、お一人お一人のお口の状態に合った効果的な歯磨き方法をご指導します。
 

予防のためのフッ素塗布

歯科で行う「フッ素塗布」は、ご家庭で使用するフッ素配合歯磨き粉よりも高濃度ですので、定期的に行うことで高い予防効果が期待できます。
過去には、年2回以上継続して受けることで乳幼児のむし歯を半減させることができたという実績があります。
大人の歯の場合でも、20~30%の予防効果があるとされています。


(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」) >

 
 

8020運動の成果~定期検診は効果あり~

「8020運動」は、「80歳で20本以上の歯を残す」ことを目標にした長期的な健康キャンペーンです。
をご用意しています。歯を多く保つことで、しっかりと噛む力が維持でき、健康的な食生活を楽しむことができます。
歯が多く残っているシルバー世代の方は、栄養状態が良好で、認知症のリスクも低くなるとされています。


(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「口腔機能の健康への影響」) >

 
呉服町からも通いやすい歯医者【うしお歯科クリニック】では、24時間受付可能なWEB予約システムをご用意しています。
歯の健康を守るために、ぜひ定期検診をご予約ください。


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