【博多区の歯医者】飲酒喫煙は歯の健康にも影響する?そのメカニズムを紹介

こんにちは。
博多区の歯医者【うしお歯科クリニック】です。
 
日ごろから飲酒や喫煙をされていますか?
適度な範囲であれば問題はありませんが、過度な飲酒や喫煙は全身の健康に悪影響を与えます。
そして、お口の健康にも深刻なダメージを与えるのです。
 
今回は、飲酒や喫煙が歯の健康にどのように関与しているのか、そのメカニズムについてお話します。
 
 

喫煙による歯の健康への影響

喫煙習慣は、歯周病のリスクを高め、歯ぐきや歯を支える骨の損失を引き起こしやすくするなど、口腔の健康に深刻な影響を及ぼすことが分かっています。

・血流が悪くなる(酸素や栄養が届きにくくなる)
・免疫機能が低下する(歯周病菌に対抗する力が弱まる)
・歯周病が進行しやすくなる(歯を失うリスクが高まる)

 
厚生労働省の資料によると、喫煙者が非喫煙者に比べて歯を失うリスクが高いことが示されており、1日に9本以下のタバコを吸う人は喫煙しない人の約3倍、歯周病にかかりやすくなることがわかっています。
さらに、1日に31本以上のタバコを吸う人の場合は、喫煙しない人の約6倍リスクが高まるのです。
 
国民栄養調査でも、70歳以上になっても20本以上の歯を保っている人の割合は、非喫煙者が32.3%であるのに対し、喫煙者は22.3%と、10%もの差があることも報告されています。


(参考:厚生労働省 「喫煙と歯周病」) >


(参考:厚生労働省 国民栄養調査2004「第4部 生活習慣調査の結果、第104表 喫煙の状況別・歯の本数」p228より算出) >

 
 

飲酒による歯の健康への影響

アルコール飲料には糖分が多く含まれていることが多く、糖分はむし歯菌のエネルギー源となり、むし歯の原因となる歯垢(プラーク)が形成されやすくなります。
飲酒は、糖分の多い飲みものを大量に摂取することになりますので、むし歯のリスクを高めるのです。
 
また、飲酒中はリラックスしているため、お口の中に糖分が長時間残りがちです。
 
さらに、飲酒後の酔いが口腔ケアを怠る原因となり、結果としてむし歯が進行しやすくなります。
 

健康な歯を守るために

飲酒や喫煙による口内の健康リスクを減らすためには、日ごろのお口のケアが欠かせません。
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯のすき間も丁寧にケアしましょう。
さらに、歯科クリニックでの定期的な歯石の除去は、歯周病の予防に大変効果的です。
 
【うしお歯科クリニック】では、24時間WEB予約が可能です。
受動喫煙によるお口の健康が気になる方も、ぜひ定期検診にお越しください。


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